こんにちは!はすきー(@Husky_wanko)です!
普段は『不動産屋さん』として仕事をしています!
お部屋探しをするときに、引っ越し先で
と思っているあなた!
ペットの飼育ができる物件って想像以上に少ないんです・・・
飼育が認められているところも別途、ペット契約が必要なことが多くなっています。
今回は、
- 【ペット飼育可物件】について
- 【ペット契約】ってなんだ?
- 【ペット契約】が必要な動物は?
- 【ペット契約】の時に気をつけたいこと
上記について、解説していきたいと思います!
賃貸物件 【ペット飼育可物件】について
賃貸でペットを飼いたい場合は、
「ペット飼育可」の物件からお部屋を探す必要があります。
普通の賃貸物件が100,000戸とすると、ペット飼育可物件は12,000戸ほど(8件に1件はペット可)となっていて、お部屋探しの難易度はぐっと上がります。
これはズバリ、
退去した後の原状回復(入居前と同じ状態に戻す)が大変だからです!
ペットと一緒に住むと、想像以上に汚れ・ニオイ・傷が付いてしまうんです。
そのため、普通の物件には契約書に「ペットの飼育はダメ!」と記載され、
「ペット飼育可物件」は契約書とは別途、「ペット契約」を結ぶことが多くなっています。
賃貸物件 【ペット契約】ってなんだ?
「ペット契約」とはペットの飼育ができる物件で、お部屋の契約書とは別に結ぶ必要のある「ペット飼育に関する覚書」や「ペット飼育に関する契約書」のことを指します。
- 飼育できるペットについて
- ペットを飼うことで近隣住民とかに迷惑をかけないこと
- ペットが危険・迷惑行為をして改善されない場合、飼育を禁止すること
- ペットを飼う場合は敷金を増やすこと
主な内容は上記のことなどが書かれています。
要するに、
「他の人に迷惑はかけないで、退去の時は元通りにしてね!」ってことです。
賃貸物件 【ペット契約】が必要な動物は?
基本的に、「ペット」と言うと犬や猫を想像しますよね!
これ、気になりますよね!
例を挙げて、解説していきます!
賃貸物件で【犬】を飼う時は?
ペット契約の必要 | ペット契約の必要【あり】 |
---|---|
敷金の追加 | +1ヶ月になることが多い |
ペット飼育可物件であっても、【小型犬のみ可】と記載されていることが多いんです。
大型犬は、飼い主のしつけや管理によっては人に危害や迷惑をかけてしまう恐れがあります。また、体が大きいので抱き上げて移動したりするのが難しいため、問題になることも多いんです。
不動産屋さんに条件を伝えるときは、必ず飼育しているワンちゃんの大きさもしっかり伝えておきましょう!
また、飼い始める前に「狂犬病の予防注射をしたよ!」という証明書が必要になったりするケースもあります。証明書は捨てずに取っておいてくださいね!
賃貸物件で【猫】を飼う時は?
ペット契約の必要 | ペット契約の必要【あり】 |
---|---|
敷金の追加 | +1ヶ月になることが多い |
「ペット飼育可物件」でも【猫不可】と書かれるくらい、猫の飼育が認められている物件は少ないんです・・・
猫は爪とぎで壁紙や柱などを傷つけることが多いため、
犬はOKだけど猫はダメ!というお部屋が少なくありません・・・
しかし、猫好きな人のために【猫のみOKな物件】や猫飼育可物件を集めた物件検索サイトなんかもあったりします!
– -ねこべや.com- –
– -【チャット】でネコ可物件を探す- –
賃貸物件で【ハムスター】を飼う時は?
ペット契約の必要 | ペット契約の必要【なし】のことが多い |
---|---|
敷金の追加 | 必要ないことが多い |
賃貸物件は基本的に、
- ケージから出さない
- 部屋を汚さない
- 他の居住者・近隣住民に迷惑をかけない
上記の様な生き物はペット契約の必要がないことが多いです。
賃貸物件で【ウサギ】を飼う時は?
ペット契約の必要 | ペット契約の必要は【不動産屋さんによる】 |
---|---|
敷金の追加 | 【不動産屋さんによる】 |
ウサギは、非常に微妙なところです・・・
ウサギは体が大きいため、判断が微妙なんです!笑
ケージ内で過ごすことが多いとは思いますが、飼う前には不動産屋さんに確認しておくことをおすすめします!
ちなみに、私もウサギのいるお客さんの契約を担当したことがありますが、その時はペット契約ではないものの、大家さんに確認して、ウサギを飼う許可を頂きました。
賃貸物件で【爬虫類】を飼う時は?
ペット契約の必要 | ペット契約の必要は【不動産屋さんによる】 |
---|---|
敷金の追加 | 【不動産屋さんによる】 |
ヘビやカメレオンなどの爬虫類は普通のペットと扱いが異なるので、
ペット飼育可物件で飼育が可能か不動産屋さんに確認しましょう!
ちなみに、賃貸借契約書の中には猛獣や毒がある生き物などは飼育してはいけないとあります。
逃げ出したりしたら、間違いなくパニックになるので普通の賃貸物件で内緒で飼うのは絶対やめましょう!
賃貸物件で【魚(熱帯魚など)】を飼う時は?
ペット契約の必要 | ペット契約の必要は【基本的になし】 |
---|---|
敷金の追加 | 【基本的になし】 |
ただ、大型の水槽を置く場合など、耐えられる重量の問題もあるので、問題が起きる前に不動産屋さんに確認しておくことをオススメします!
賃貸物件 【ペット契約】の時に気を付けたいこと
ペット契約では下記の項目に注意しましょう!
- 飼っているペットが飼育できるか確認
- 通常のお部屋に比べて敷金が増える
- 退去時のクリーニング・原状回復費用が高くなる
もう少し、詳しく見ていきましょう!
飼っているペットが飼育できるか確認
広告に【ペット飼育可】と書かれている物件でも
- 複数匹の飼育はダメ
- 【小型犬】のみ可で【大型犬】はダメ
なんてこともあります。
契約前に、自分が飼っているペットがその物件で飼うことができるか、必ず不動産屋さんに確認するようにしましょう。
通常のお部屋に比べて敷金が増える
ペットを飼育できる物件は、通常の賃貸物件に比べて敷金が高く設定されていることがほとんどです。
ペットがいるとお部屋の汚れや傷が多くなるため、退去時に部屋をキレイにする費用が多くかかってしまうんです。
場合によっては、高額になることもあるので多めに敷金を預かっています。特に問題がなければちゃんと戻ってくるので、安心してください!
退去時のクリーニング・原状回復費用が高くなる
ペットがいると、どうしても細かいキズや汚れ、匂いが付いてしまいます。
次の人に貸す前に元通りにする必要があるため、普通に使った場合の損耗などを除いたダメージは元通りにして敷金から引かれます。
賃貸物件のペット契約について まとめ
賃貸物件でペットを飼う上で重要なことを解説してみました!
ないとは思いますが、
- 違約金を支払う必要がある
- 物件から退去するように通達される
- ダメージにかかわらず、壁紙・フローリング・カーペットの交換をする必要がある
なんてことにもなり得ます。
ペットの飼育に関しては、ぜっったいに不動産屋さん・大家さんに確認してくださいね!