こんにちは！はすきー（@Husky_wanko）です！
普段は『不動産屋さん』として仕事をしています！
お部屋の図面で、こんな間取りを見たことありませんか？
今回は【ロフト】について
- ロフトって何？
- ロフトの【メリット】と【デメリット】
- ロフトをうまく使うには
など、解説していきます！
ロフトってなに？
ロフトとは、「部屋の一部を二層式にした上のスペース」のことを言います。
間違いではありませんが、屋根裏部屋はアティック（attic）と呼び、ロフトとは扱いが異なります。
賃貸物件にロフトがある場合は、主にベッドルーム・リビングの上にあることが多く、広さはロフトがある部屋の1/3〜1/2程度となっています。
元々は馬小屋や納屋などに干し草や備品をしまう目的で作られたことから、主に収納スペースとして使われます！
ほとんどのお部屋は着脱可能なはしごを使用して、登り下りできます。
ロフトの【メリット】と【デメリット】は？
単に「ロフト付き」の物件がいいと言う訳ではありません！
【メリット】と【デメリット】を挙げていきます！
賃貸物件 「ロフト付き」のメリット
棚やラックなど、ベッドルームやリビングに「なくてもいいもの」をロフトに収納することで居住スペースを広く使うことが出来ます。
一人暮らしのお部屋は収納スペースが少ないことが多いので、ロフトを上手に使うことで部屋にソファを置いて映画鑑賞なんかも出来ちゃいますね！
ロフトを作るために天井が高くなっているので、部屋が広く感じます。
ロフトに上がって部屋全体を見渡すと、六畳のお部屋も不思議と大きく見えるんです。
- 友人や家族が泊まりに来た時の「来客用」の部屋として使用する
- 漫画で埋め尽くして、「漫画喫茶風」のレイアウトにする
- ゲームやパソコンを置いて、「ゲーム部屋」として使用する
- テレビやゲームを置かない、「作業部屋」として使用する
などなど、「第二の部屋」として使うことで、メリハリが付けられますね！
賃貸物件 「ロフト付き」のデメリット
暖かい空気は上に上がって来るため、3〜10月頃まではロフトが「暑い」と感じると思います。特に夏は凶悪な暑さでサウナ状態になるので、「寝室にしたい！」と考えている人は、部屋にエアコンがあるか・エアコンの風が届くかなど必ず確認する様にしましょう！
「エアコン苦手で普段使わない」って人は特に注意です！
当然ですがロフトに行き来する際には、はしごを使う必要があります。
はしごを登り下りするって、思った以上に体を使うんです。
よく使用するものをロフトに置くと、「取りに行くだけで疲れる」なんてことになります。
また、一度ロフトに上げた大型の荷物・家具は一人で下ろすのは不可能に近いため、よーく考えてから運ぶ様にしましょう。
ロフト付き物件は、比較的「築年数が新しい物件」にあることが多いです。
そのため、「内装がきれいで、ロフトがある」を謳い文句に物件情報を出しているので、普通のお部屋と比べると賃料が少し高めに設定されています。
ロフトはリビングやベッドルームに併設されているため、専用の照明がないことが多いです！
ロフト内で本を読んだり作業をする時は、手元を明るくできるスタンドライトなどを使用しましょう！
ロフトをうまく使うには
上記のメリットでも少し触れましたが、こんな使い方ができます。
友人や家族が泊まりに来た時の【来客用】の部屋として使用する
ロフトに布団や電気スタンド・携帯の充電器などを用意して、来客用の部屋として使用できます。
漫画で埋め尽くして、【漫画喫茶風】にする
出典：Roomclip
背が低めの本棚をズラーっと並べ、座椅子と机、小さい冷蔵庫なんかがあればもう完璧ですね！笑
友人のお部屋探しを手伝った時、この漫画喫茶風のレイアウトにしていて、
「秘密基地感」もあって、魅力的過ぎました笑
ゲーム機を置いて、【ゲーム部屋】として使用する
ラックの各段にゲーム機を置いて、大きめのモニターを設置すればゲーム部屋の完成です！お気に入りのゲームのポスターを額縁に入れて壁にかけると、グッとゲーム部屋感が増すのでオススメです！
テレビやゲームを置かない、【作業部屋】として使用する
こちらは「作業部屋」としての使用方法ですね。
ブログやWebライター業、コーディングなどなど、
家だと集中できないから外で作業する！って人多いんじゃないでしょうか？
ロフトは良い意味で登り下りするのも手間ですし、部屋との差別化が出来るので
通信機器は下の部屋に置いて、作業に集中することが出来ます。
この空間に入ったら作業だ！とやる気も出ますよ！
ロフト付き物件について まとめ
ロフト付きの物件についてまとめてみました！
一概に、「ロフトはあったほうがいい？」と言う質問の答えは難しいんです。
ロフトをこんな風に使いたい！と言うイメージがある人にならおすすめできますが、
逆に「あ、この部屋ロフトついてるんだ〜」くらいの感じだと、ロフトなしの部屋を選んだほうがいいと思います。
また、人によって異なるとは思いますが、
- 女性は収納スペースとして使う
- 男性は趣味部屋として使う
傾向にあると思います。
男性はこう言う感じの「秘密基地感」好きですよね笑
ロフトにもメリットとデメリットがあるので、しっかり考慮した上で、物件を選びましょう！
